豊明市だけでなく、名古屋市緑区、刈谷市、東郷町などからも通いやすい眼科クリニック。

スタッフブログ

 4月頃から学校検診がはじまり、学校で検診の紙をもらってくる子供さんが多くなりましたが、最近は少し落ち着いてきました。

 眼鏡を眼鏡屋さんで作成して持ってこられる方も多いですが、特に子供さんは眼科で処方箋をもらってから眼鏡を作成することを強くおすすめします。過矯正といって強すぎる眼鏡を装用している子供さんをみかけることがあります。子供さんだけでないですが、小さい子は目の筋肉が強く、近視のデータなどが本来の数値より強くでる傾向があります。強すぎる眼鏡を装用していると、眼の筋肉を必要以上に使ってしまい眼精疲労、眼痛、近視をより進めてしまう可能性もあります。

 この前は20代くらいの方でしたが、嘔吐、眼痛を訴えて来院されました。話を聞くとパソコンを長時間利用する仕事をされており、検査すると眼鏡の度数が強すぎでした。強すぎる眼鏡は手元の作業をするときに余計に眼の筋肉を酷使します。度数を落として、再処方しパソコンを見る時は眼鏡を外す、休憩するなどを心がけてもらいその後嘔吐や眼痛はなくなりました。

 子供さんは個人差ありますが、眼の筋肉が強いので知らず知らずのうちに負担がかかっていることがあります。

 壊れたテレビ画面のような見え方がするという10代の子供さんが2か月前に受診されました。症状がひどく学校への通学にも支障がでているということでした。大学病院、総合病院、県外の病院まで通院されたようですが異常なしと言われたとのことです。

 当院でも卓球の水谷選手のビジュアルスノウの話がなければ、心因的なものなのかなと思い特に視能訓練士のほうでも対処することはなかったかもしれません。幸いこの子は特殊な眼鏡をすることで視力も向上し、日常生活も楽になったそうです。また、学校にも少しずつですが通学できるようになりましたと言っていたので喜ばしいです。

 先週同じような主訴の子供さんがおり、その子はネットでビジュアルスノウを自分で検索して来院されたので、認知度はまだ低いと思いますがこれからは増えてくるかもしれないですね。

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