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スタッフブログ

2022年7月 一覧

 皆様、毎日暑いですよね。いかがお過ごしでしょうか。この強い紫外線からお肌を守るため日焼け止めクリーム、日傘などかかせず頑張ってますよね。でも眼の日焼け対策って・・・?
 
 お肌と同じように眼にも紫外線が入ってきて活性酸素の量が増え影響を与えます。痛み、かゆみ、流涙、ドライアイ、白内障、翼状片など目と紫外線は関係が深いのです。元々、欧米の方は日本人より瞳の色が薄いので紫外線に弱い方が多いとのこと。それで眼の健康のためにサングラスが普及したそうです。おしゃれのためだけではなかったのですね。日本でも健康とおしゃれでサングラスの使用が増えるといいですね。
 
 サングラスはレンズの色の濃さではなく紫外線カット率が高いもの、眼が覆える大きさの物が効果的です。さらに帽子の使用で効果アップです。そして曇りの日はまばたきが減るので紫外線の量は多く入ります。曇りの日こそまばたきを意識しましょう。
 
 楽しいことが多い夏ですが、熱中症対策やコロナ感染対策とともに眼を守る対策もしていきましょう。なんでもご相談くださいね。

 みなさまの眼の健康のため私たちにお手伝いをさせてください。最後までお読みいただきありがとうございました。

 頭が少し斜めになっているという訴えの11歳の子供さん。昔眼科受診したことあるけど特に異常はなかったが長い間気になっていたということです。頭を少し左に傾けていますが、視力、両眼視機能は良好です。上下斜視の疑いがあり、頭を反対の右側に傾けて検査すると斜視があらわれて、物が2つに見える訴えもありました。視力なども良好で傾きもわずかなので、上下のずれなどはその時の訴えなどないと難しいと思います。

 片目をつむる、まぶしがる、物が2つに見えるなどの訴え、頭の位置、顔を傾けて物を見ることが多い場合は、斜視などを疑いますので気になる方は一度受診をお勧めします。
 

 以前は特殊眼鏡で症状が軽減したビジュアルスノウ疑いの子供さんの症状軽減につながった話をしました。前回の子供さんは常に症状があり、視力でも顕著に影響しており日常生活も苦痛に感じていました。今回も同じような主訴の10代の子供さんでしたが、症状が気になるのが薄暗くなると気になるが、視力にはほとんど影響しないパターンです。

 先週同じように特殊眼鏡をいくつかトライしてみましたが、症状が逆にひどくなったりほとんど変化ないものが多かったです。この子は間欠性外斜視もあったのでその検査も行い、顔を傾ける以外は特に主訴はなく、外斜視では物が2つにみえる訴えはありましたが自分で正常な状態に戻せます。念のためプリズム眼鏡もトライしてみましたが症状は変化なしでした。

 ビジュアルスノウはかなり症状に幅があるそうで原因はわかっていないそうです。眼に症状が出るのですが脳が異常興奮をして正常とは違うものを見せてしまうのが原因の一部と考えられているようです。眼底所見などないため患者さんからの訴えのみでの対応なので難しいですね。

 次回は念のため、さらに詳しい検査を行う予定です。あと少し考えがあって特殊なアイテムもトライしてみようかと思います。症状が軽減してくれれば導入できないかなと考えております。他にも物理的にできることで症状が軽減するのが何かあればいいのでしょうが・・・

 院内の壁に案内を貼ってあります。

 しばらくコロナの影響で中止となっていましたが、今年は日曜日のみでの開催予定です。

 病院の目の前で花火が見れるので楽しみにしています。毎年露店を出される知り合いの方が今年は出さないと言っていたので、規模も縮小してでしょうか。トルコアイスと金魚、どじょうすくいは今年はあるかな?

 参加される方は感染予防対策をしっかり行いながら楽しみましょう。

 

 

 先日、丁度羽化している時の写真をとれました。

 4歳の子供さんにメスのカブトムシを見せましたが、興味はあるのですが触るのはまだ無理そうでした。最近は昆虫などを触るのが苦手な子供さんが多いのかな。

本日の朝にスタッフから羽化してますと報告ありました。

朝は羽の部分がまだ茶色でしたが、午後には段々黒くなってきました。

メスが先に羽化しオスはまだです。このまましばらく受付で観察します。

 前回は内斜視のことを書きましたが、今度は逆で外斜視のパターンです。その方は私が担当している外斜視の子供さんの母親で、お二人とも疲れている時など視線が外側に向いたり、調子いいときは両眼でみることもできる斜視の状態です。ご家族で誰か斜視があったり、遠視があって眼鏡をかけている方がいるなら念のため、他の子供さんも検査を受けておくといいです。

 5月頃に母親も一緒に受診され、斜視があり3年前に作成した眼鏡が見にくく新しいのを希望されるというこでした。度数を確認し、検査するとこの眼鏡の度数が大分強いものでした。眼鏡屋で作成と言っていましたが、どんな処方したらこんな度数になるの?というようなびっくりする値で、これは見にくいのも納得で他の症状がでなくて良かったです。外斜視の場合、眼の視線を正常な状態に維持するためにわざと度数を強くして維持する方法もありますが、さすがにこの眼鏡の度数は強すぎだと思いましたし、特に眼鏡屋でも説明などなかったと言っていたので違いますね。

 また、斜視の角度も大きくデータを取るときに力が入って強めに出やすい状態でした。疲れはないとのことでしたが、もうすぐ40代になるので今後のことも考え度数を下げて処方しました。そして、先月受診されて様子を伺ったところ、今度はピントが合いにくく右眼でみて左眼でみてを繰り返している感じがすると違和感の訴えがありました。その時合わせた視力が右0.9、左1.0くらいだったのですが斜視のある方はこのように固視交代と言って効き目が入れ替わる方もいます。

 今回は両眼とも1.2近く左右差なしで合わせて更に経過を見ることにしました。これでバランスがとれてくれればいいと思います。まだまだ学ぶべきことは多いです。

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