壊れたテレビ画面のような見え方がするという10代の子供さんが2か月前に受診されました。症状がひどく学校への通学にも支障がでているということでした。大学病院、総合病院、県外の病院まで通院されたようですが異常なしと言われたとのことです。
当院でも卓球の水谷選手のビジュアルスノウの話がなければ、心因的なものなのかなと思い特に視能訓練士のほうでも対処することはなかったかもしれません。幸いこの子は特殊な眼鏡をすることで視力も向上し、日常生活も楽になったそうです。また、学校にも少しずつですが通学できるようになりましたと言っていたので喜ばしいです。
先週同じような主訴の子供さんがおり、その子はネットでビジュアルスノウを自分で検索して来院されたので、認知度はまだ低いと思いますがこれからは増えてくるかもしれないですね。