5月に入って、日中は暑さを感じる日が増えて日射しも強くなってきました。テレビの情報番組で紫外線指数(紫外線の強さを指標化したもの)の話題を見て、5月はすでに指数が高くなってきていて、紫外線対策が必要だということでした。
紫外線は肌だけでなく、目にも白内障や加齢黄斑変性、翼状片など一時的な病気や深刻な病気まで、いろいろな目の病気のリスクに繋がるころもあります。
旅行などで外出する機会も増えると機会も増えると思いますが、日焼け止めで肌を守るのはもちろん、目も守るように日傘や帽子等で顔に紫外線が当たりにくくし、更にサングラスを併用して紫外線防止効果を上げるのもいいと思います。
最近、午後も学校健診で紙をもらってきている子供さんが増えていますので、時間に余裕をもって来院ください。
NGENUITY搬入後のオペ室での写真ですが、モニターのサイズは55インチと大きいので結構場所をとります。
下記の画像は日本アルコン社のホームページの紹介画像ですが、今までは顕微鏡を覗いて手術をしていたのが、この大画面で立体的に見ることができるのでより安全に細かい作業ができるということです。態勢も楽になり術者の負担も軽減できます。
本日は快晴です。そして、朝一から大きなトラックで医療機器の搬入をしています。日本アルコン社のNGENUITY『エンジュニュイティ』 3D ビジュアルシステムを豊明市内の眼科診療所として初導入です。結構大きいので設置されたらまた写真を撮りたいと思います。
NGENUITYは、HDRビデオカメラを搭載した世界初の眼科用リアルタイム映像システムで、眼科手術において待望されていた可視化を3次元映像として実現します。藤田医科大学で導入されており、当院でも堀口教授により安全に手術をして頂くために導入を決めました。藤田医科大学といえば手術支援ロボット『ダビンチ』で有名ですが、眼科にも3D化の波が来ているのでしょうか。
先日ネットニュースで、ある日突然発症することもある『スマホ急性内斜視』の記事を読みました。スマホ急性内斜視は、スマホの長時間利用などが原因で起こる目の病気です。
症状は主に2つあり、1つ目は眼が内側に寄ること、2つ目は物が2つに見える複視です。この病気が今10代の若い世代に非常に増えているそうです。ですが、年代関係なくスマホ利用が増えている時代、誰でも発症する可能性があります。しかし、長時間スマホを使用している全ての方が皆発症するというわけではなく、発症するきっかけには個人差があるとのことです。
1日3~4時間以上、間違った姿勢でスマホを使用したり、画面に集中して視線を動かさないなどの習慣がある方は要注意です。
スマホ急性内斜視にならないために①スマホは視線に対して垂直に持ち顔から30cm以上離す。②1日の理想使用時間は3~4時間まで。③30分に1回程度はスマホから目を離し、遠くの景色を見る。これらの予防法で目の健康を保つことを心がけましょう。もちろん、気になる症状がある方は、必ず医師にご相談ください。
4月に入り新学期や新生活が始まった方が多いのではないでしょうか?
学校の視力検査でひっかかってしまい、用紙をもらってくるお子さんの受診も増えてくる時期です。午後や土曜日が大変混みあう日が多くなることがありますので、お時間に余裕をもって受診されるといいかと思います。
また、コロナ渦のマスク着用が『令和5年3月13日以降、個人の判断で着用』とのことですが、当院では5月に予定されている5類に指定されるまでは、受診の際には今まで通りマスクの着用をお願いしています。
今年1月中旬ごろ高校生が診療中に協賛の協力を飛び込みで来られたのには驚きでした。藤田医大の学生さんはたまにありますが、高校生は初めてでした。それも豊明市内ではなく岡崎にある女子高生とのこで、『岡崎市?』『高校生?』これは会って話を聞いてみないとわかならいかなと思い面会しました。
話を聞くと今3年生で最後となる吹奏楽部の定期演奏会の協賛をお願いしてまわっており、住居が豊明市にあるので一人徒歩で豊明市内の店舗にお願いしている。それを聞いただけで私のほうが感心させられて、逆に是非こちらが協力したいという気持ちになっていたので即OKしました。
先日、病院にお礼の手紙が届きその手紙を皆で読ませてもらい更に感心しました。自筆にて丁寧に1ページ全体綺麗にまとめられおり、『春光の候、貴院ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。』にはじまり、協賛のお礼、面会してくれたことへの感謝、職員への感謝などが書かれていました。職員みんなで読ませてもらい、私たちもいろいろと見習わないとねと皆で話していました。
もうすぐ4月となり高校も卒業されたと思いますが、これまで学んできたことは必ず社会で役に立つと思いますのでこれからも頑張ってください。
2009年開業当初から担当していた子供さんで、当時は5歳前後?遠視がとても強く特殊な検査をして眼鏡を処方し視力などの経過をみていました。しかし、1年もたたないうちに豊川市のほうに引っ越すことになり紹介状を出して総合病院で経過をみてもらうことになりました。豊川といえば、豊川インター手前のの音羽蒲郡インターを降りてからラグーナ蒲郡に行ったことがありますが結構遠かったです。
それからしばらくして10歳頃に、眼鏡を当院で合わせてほしいとの希望で母親と一緒に来院されました。その時も豊川から車で来院されたのにもびっくりでしたのを覚えています。まだ遠視が強かったのですが視力も安定しており、その後数年おきに豊川から車で母親と一緒に来院してもらって眼鏡を私があわせていました。
先週その子を待合で見かけたので話を聞いたところ、今でも豊川に住んでおり初めてのコンタクトレンズ希望で、母親と一緒ではなく一人で電車とバスで来院してくれたと聞いてまた驚きました。18歳になっていたので一人でも来れる年齢でもありますが遠方からまた来院してくれたことが嬉しかったです。
小さい時から、その子の視力だけの経過でなく成長も見ていけるのは視能訓練士にとって喜ばしいことでありますね。
日々、視力検査や立体視などの検査をしている中で、お子さまの成長に驚かされ、すごいなと思うことがよくあります。数カ月前までは、検査機器に顔を近づけるのも怖がっていた子が、スッと顔をのせて上手に検査ができたり椅子になかなか座れなかった子が、一人で座りパッパッと検査をうけられたり。本当に数か月で目覚ましく成長する姿に驚かされます。
親御さんとしては、なかなか検査ができなくて、ご心配なこともあると思いますが、お子さま一人一人のペースに合わせて、楽しく無理なく検査ができたらいいなと思っています。お子さまにとって眼科に通うことが辛いだけの思い出にならないようにしたいと思います。
ただ医師の判断で、治療を急ぐ必要がある場合、泣いてしまってもしなければいけない検査、治療もあります。その際は、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いします。
先日、外壁補修工事が完了し足場もすべて解体してあります。駐車場も通常通りご利用いただけますのでご協力の程ありがとうございました。
少し曇っていてわかりにくいですが、開院時のような白の色合いが戻りました。手前のクラックの入ったアスファルトは今月末に補修予定です。
先日、健康診断を受けてきました。自分の健康を過信して欲望のままに生活してきたつけが少しずつ数値に現れてきました・・・・
年齢を重ねるごとに高血圧や糖尿病、高脂血症など様々なトラブルが起こりやすくなります。現在治療を受けられている方も多いと思います。
こうした生活習慣病は眼にも影響を及ぼします。眼の血管に負荷をかけ、血管にこぶができて出血したり、動脈に異常があると酸素や栄養を運べなくなり細胞が死んでしまったり・・・このような状態が続くと視力低下や視野欠損を招き、ひどい時は失明に至ることもあります。
かなり進行しないと自覚症状が現れてきませんので、内科さんなどで治療中の方や健診で指摘を受けた方、また、40歳をすぎたら眼科でも定期的に検査を受けていだくことをおすすめします。