今の時期、花粉症が原因で起こる「アレルギー性結膜炎」になる方が増えています。
花粉症による目の症状(かゆみや充血など)は、目薬で軽減することができます。
花粉症に使用される目薬には、抗アレルギー点眼薬、ステロイド点眼薬、免疫抑制点眼薬などがあります。
強い炎症を抑えることができるステロイド点眼薬は、長期間使用すると眼圧が上がるなど副作用がでることがあるので、症状が重い時に使用するといいでしょう。
基本は抗アレルギー薬を使用することが多いと思います。抗アレルギー点眼は、症状が出る前または出始めてすぐに点し始めると、症状を遅らせたり軽くしたりなどの効果が期待できます。
かゆみが治っても、花粉が飛散している時期は抗アレルギー点眼を点し続けている方が効果が持続します。
用法用量を守って正しく目薬を使用して辛い花粉の時期を乗り切りましょう。